温かい雰囲気と安旨もつ焼き、五反野「幸楽」を訪問

五反野

以前から行きたいと思っていた五反野に初めて降り立った。意外と駅が綺麗(失礼)。出口に進んで駅北側へ。駅から1分ほどの場所にある酒場「幸楽」を訪問、温かくていい酒場だった。

場所と雰囲気

そもそも五反野ってどこにあるの?なんだけど、飲兵衛みんな大好き北千住から東武ナントカ線で2駅。上野駅にも乗り換えなしで行ける。この駅ものすごく便利なんじゃないか……?

低湿地帯で河川が年中洪水を起こし、定住して農業を営むには極めて難しいとされた土地でしたが、河川の改修工事がなされて新田開発が活発化。江戸時代には綾瀬村の一部である新五郎新田の小字で「五段野」ともいわれ、徳川氏の御料地で豊かな農村地帯として発展しました。

東武鉄道WEBサイトより

仕事終わりの農民の喉を潤すために飲み屋がたくさんできたんですね。わかるなぁ。

いざ「幸楽」へ。入ってみると鮮魚や油のやや重い香りがむわっと鼻を撫で食欲が高まる。金曜のピークタイムらしくカウンターは満席。入り口脇のテーブル席にひとまず案内していただいた。

注文したビールを啜りながら繁々とメニューを眺めているとカウンターが空いたらしい。移動してあら汁と刺身の盛り合わせをひとまず注文した。

カウンターの背後には通路を挟んでテーブル席。爺さん婆さんの4人組がチューハイを飲みながら井戸端会議の延長戦やってた。隣のおっちゃんは孫とビデオ電話でお話中。いいな、この雰囲気。

つまみとお酒

魚の味がします

暫くするとあら汁が到着。なんの魚かは正直わからないが、魚介の好ましい香りと旨味が溶け込んでいて美味しい。刺身の方はというと7種の魚が3切れずつ乗っておりおじさんを喜ばすには十分の盛り合わせだ。特にマグロの赤身、ネギトロ、〆さばがよかった。

刺身盛り合わせ

刺身をおよそ7割程度食べたところで気づいたんだがここへ来た本来の目的は「山形政宗を飲む」だったんだ思い出した。先日訪問した鐘ヶ淵の酒亭田中さんで飲んで美味しかった山形政宗。今回飲むのは白の辛口純米である。

いざ注文して飲んでみると先日飲んだ青ラベル同様、綺麗な酸味がスッと舌先を刺激する。程よい甘みとミネラルを伴った旨味を感じ、余韻はやや短くミントのような爽やかさが口に残る。やっぱりいいねこれ、見つけ次第また飲む。

山形正宗 辛口純米

はつ焼きがうまい

日本酒を升の下の受け皿にこぼれるほど注がれたので(喜)途中でお刺身を食べ終わってしまった。どうももつ焼きもやっているらしいと言うことでいくつか頼んでみた。味付けはおまかせで。

で、4本ほど食べたところハツのたれ焼きが美味しかったんですよね。カットは大ぶりなのとたれが意外とハツに合う。飲んでいたのが辛口の日本酒だったのも良かった。これが1番のお気に入り。

もつ焼き1本110円か……場所考えても安いな……。次来たらハツのたれ焼きまた頼もう。

はつとしろのたれ焼き

そんな感じで3000円くらいお支払いして退店。刺身の盛り合わせは1480円なんだけどカツオ、わらさ、スズキなどの単品刺身は各450円と大変お値打ちでだった。

駅周辺を散歩してみたけどいい感じのお店がぽつぽつあるんだよなぁ。五反野、また好きな町が増えた。

飲んだお酒↓

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