住吉「Bar Diary」を訪問

住吉

江東区住吉は老舗酒場「山城屋」が大好きで時々訪問している。が、山城屋の道を挟んだ目の前にこんな素敵なバーがあることを初めて知った。

バー不毛の街、住吉

住吉には所謂オーセンティックバーはない(なかった)。扇橋の方に歩いて行くと「Two and Half」という音楽バーがあるのだが、駅から歩くとちょっと遠い。

今回訪問した「Bar Diary」はマンションの1階。大通りに面した入り口は一見するとマンションのエントランスなのだけれど、近づいてよくよくみるとBarの文字。外観で損しているような気もするけど隠れ家感があって面白い。バーで遊ぶ客は隠し扉などといった「見つけづらさ」が意外と好きなのだ。

入店し、人と人がぎりぎりすれ違うことができるくらい細い廊下を進んでいくと、左手に8席ほどのカウンターとバックバー、右手にはアーチ状にくり抜かれた壁の奥にテーブル席。とてもよさそうな雰囲気だ。カウンターに腰掛け、早速ジンリッキーを注文した。

初めてのバーで注文するもの

私は初めていくバーで注文するお酒を大体決めている。ベースはジン、ラム、ウイスキー(アメリカン or スコッチ)で、多くの場合ジントニックまたはリッキー、ダイキリ、ラスティネイルまたはゴッドファーザーだ。ベースに使うお酒や味わいの違いを比較できるので面白い。

で、こちらのジンリッキーのベースはみていません一体何の話だったんだ。ただ注文を受けてから絞る生ライムの果肉がしっかり入っており、果実感溢れるジンリッキー。飲んだ帰りだったので口直しにちょうど良かった。

ジンリッキー

続いてダイキリ。お気づきの方もいると思うがライム好きなんですよね。で、こちらのダイキリがとても良かったわけですよこれがまた。

ダイキリ

ベースとなるスピリッツの量は同じはずなのに甘みが少なくドライに感じられる。飲み込むとラムの甘い香りとライムの爽やかな香りが鼻に戻ってきてものすごくうまい。わけを尋ねると「ライムの熟度が高く甘みが強かったのでそれを生かし加糖は最小限にしました」とのこと。大変よく伝わりました。

ウイスキーが豊富

ウイスキーが多数並んだバックバーに終売になってしまったストラスアイラ12年が見えたので最後にこれを注文。みんな大好きシーバスリーガルのキーモルトですわね。ウイスキーには力を入れているそうです。

ストラスアイラ12年

ウイスキーをちびちびやりながらマスターと軽く談笑。住吉周辺は最近マンションが増えていることもありそれに伴って飲食店も増えつつあるとのこと。マイクロブルワリーの「1518 ICHIGOICHIE」さんもその一つ。醸造スタートは来年に入ってかららしい。また楽しみが増えた。

ウイスキーの他にフルーツカクテルにも力を入れているようで、壁掛けの黒板におすすめが数種類。確かミントは年中扱ってますって言ってたかな?ざくろが好きなので出てきたら試したいと思う。

とても居心地の良いバー。山城屋さんの帰りにふらっと寄らせてもらいます。

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