行ってよかった千葉の店、八千代台「やきとり房州」を訪問

八千代台

このブログを始めた時、八千代台まで足を伸ばすことになるとは思いもよらなかったけれど、信頼するSNSアカウントの方が激賞するのでここは行かねばなりますまい。「ここのたたきとやきとり食ってみ?飛ぶぞ?」でお馴染みの房州さん。評判通り、つくね(たたき)ともも焼き(やきとり)が絶品すぎて昨年2ヶ月に3回も行ってしまったお店です。

場所と雰囲気

場所は京成八千代台駅から徒歩5分ほど。駅東口のロータリーとショッピングセンターを抜けた先にある。満員電車から解放されたサラリーマン軍団の流れにのり店に向かいます。到着すると店名をあしらった白い提灯に暖簾がかかっていて、その上にある排煙口からはもくもくと煙が吐き出されている。とてもいい香り。

外観です

がらりと扉をあけると右側にL字のカウンター席。厨房と焼き場を囲むように配されています。左手前にはテレビ。店主が焼き場から野球中継を見るために置かれたような位置と角度。一部の席からは全く見ることができないのが面白い。奥にはお座敷席。時折、酔った男性特有のゲラゲラとした笑い声が漏れ聞こえてきます。よい雰囲気。

メニューを眺めているとお店の方がスマホ注文用のQRコードをもってやってきた。嘘だろと。この雰囲気で。声をかけるにもそれなりに気を遣うのでかえって好都合。もう食べるものは決まっているのでさっさと注文しましょう。実は瓶ビールが色々と選べるんですよね。ここはアサヒでやっていきます。

ドライです

やきとりとたたき

さて焼き物がやってきました。こちらのお店で”やきとり”とはもも焼きのこと。ほどよく焦げ目のついたもも焼きにタレがたっぷりと絡んでいます。かぶりつくととても柔らか。肉の旨みと濃厚なタレがよくマッチしており自然とビールに手が伸びる。どうしても食べるのをやめられない魅力があります。とても美味しい。

やきとり

修行されたお店の特徴だと思うのだけれど、肉が串の真ん中まで刺さっていて先っぽが結構焦げているんですよ。どういう意味があるのかはちょっとわからない。わからないけど面白い。

お次はたたき。これはいわゆるつくねです。これも4本行ってみましょうどうせ食べるので。なんだろうな、見た目以上にふんわりとした食感なのに味わいは濃厚。パンチの効いたタレをがっしりと受け止めます。美味しいとは聞いていたけれど、想像以上のものが出てきました。これはすげぇ。

すんごいうまい

鳥ひき肉だけじゃこんなに濃厚な味わいにならないと思うんですよね。内臓を入れているんじゃないかなと訝しみたくなる香り。いやーマジで美味い。こんなんなんぼでも食べられますわ。

その他の焼き物とご飯

これだけつくねが美味しいと当然気になるわけですよピーマン焼きがね。こいつは半分に割ったピーマンの空洞につくねをぶち込んで焼いたやつですわ。これはねーちょっと最初に言って欲しかったんですけどね、これだけ美味しいと注文の構成が変わってくるんですよマジで。肉料理と付け合わせの味わいが一口で完結しています。

右のやつです

締めには焼きおにぎりがおすすめとのことで注文してみました。焼いている時から焦げた醤油の香ばしい香りが漂ってきます。表面はほどよくカリカリ、中まで染み込んだ醤油の塩気がちょうど良く、焼き鳥と一緒にたべると秒で無くなるやつです。

焼きおにぎり

ちなみにこちらは別の日に注文した焼き鳥丼。そもそもやきとりが2本入っていて食べ応えがあり。そこにどんどり(ぼんじり)を一本入れて自己カスタムしてみました。これもグルマンの方の受け売りです。

カスタム丼

あのー、焼き鳥につけて美味いタレは米にかけても美味いという至極真っ当な結論を得るに至ったわけですよ。ぼんじりってやつは脂っぽいので普段は注文しない部位。ところがこの脂が米に染み込むと旨みとなって口蓋を刺激してくるわけですね。これは必食だよ本当にありがとうございました。

最後に、こちらの楽しみはもう一つあってそれが日本酒なんですよ。あんまりみたことのないものがいくつか並んでいて毎回楽しくなります。この萩錦のモノタイプというお酒、食中酒にぴったりのお酒でした。

萩錦

場所的にはちょっと遠いけれどこれからも定期でお邪魔することになりそうです。教えていただき大感謝。ごちそうさまでした。

↓飲んだお酒

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