以前から何度か訪問しているのだけれど毎回満席の北千住五味鳥さん。で、仕方がないので付近を散策していて偶然見つけたJAZZバー。ここがまた非常に良い空間だったので軽く紹介したいと思う。
外観
場所は北千住駅の西側。”酒場の目抜き通り”ともいえるような商店街のメインストリートから路地にすこし入った突き当たりにある。外観はカフェやレストランのようだけど入ってみると立派なバックバーとカウンター、その奥には無数のレコードが収められた棚がある。
カウンター席には常連と思しき男性客。ラフロイグをちびちびやりながら音楽を楽しんでいた。スピーカーからは輪郭のはっきりした低音の音楽が流れてくる。カウンターや背後のテーブル席の会話が気にならない程度の絶妙な音量だ。とても落ち着く。
棚に収められたレコード
折角なので今夜はバーボンで。コーナークリークはなで肩ボトルが印象的なスムースで甘めのタイプ。バニラアイスをさつまいもになすり付けてかぶりついたような甘く芳醇な香りが特徴だ。もう終売になってしまったけどヘブンヒルの”レベッカ”というバーボンが好きで、これはそれに近い味わいがする。
最初についたテーブル席
マスターに話を伺うとオープンは1990年。この場所に移ってきたのは2000年前後とのことでかなりの老舗である。バックバーとカウンター端の棚に収められているレコードは4,500枚、CDは1,500枚ほど。その日の流れや気分に合わせてセレクトしているのだろう。
2杯目はオールドエズラの12年。結構前に終売になったのかな?これも大好きなバーボンで、熟したプラムや干し葡萄のような甘美で凝縮感のある香りがする。101プルーフらしい力強さがありリッチな味わいでとても美味しい。
バックバー
こちらでは第2・第3・第4日曜日の夜にJAZZライブをやっているらしい。月3回なので結構な頻度である。また第1日曜日のお昼の時間帯はセッションデー。こちらは一般参加できるようだ(見学のみも可能らしい)。ちょっと面白そうだなー、ライブもセッションも一度覗いてみたい。
凄まじく居心地が良いので最後にコーナークリークをもう一杯いただいて退店。ごちそうさまでした。
飲んだお酒↓コーナークリーク品切れか...オールドエズラ12年は終売品なので高い…。
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