風格漂う老舗の名酒場、板橋「ホルモン道場 㐂多八」を訪問

板橋

大衆割烹イタリアン 松月」さん訪問の後、もつ焼き処の「㐂多八」さんに行ってみた。去年もつ焼きの食べ歩きしていた時からマップに保存してあったお店。東口の赤尾さんとはテイストの違う老舗ならではの良さがあった。

場所と雰囲気

JR板橋駅西口を出て3分ほど。駅通りを少し歩き、細い路地を新板橋駅方向に入った先にある。外観はみるからに老舗の雰囲気。”もつやき”と大きく書かれた暖簾とガラス扉の隙間から奥に細く伸びたL字型のカウンターが見える。

風格ある店構え

カウンター奥の席に通していただきまずは瓶ビール。何種類かあった気がする(忘れた…)。調理場と接客担当の大将と焼き場(&2階席?)担当の女将さんという構成らしい。カウンターの先客は6名ほど。BGMはなく静かで落ち着く空間である。

壁のメニューに”コブ刺し”が見えたのでとりあえずそれを注文。あとは食べながら考えることにしましょう。

野菜たっぷりのコブ刺し

”コブ刺し”とはコブクロ刺しのことなんだけど、千切りの野菜と薬味がめちゃくちゃ乗っててコブクロ見えないんですわ最高…。

野菜食べつつ掘り進め美しいコブクロとご対面。食べてみると独特の風味が広がり身はプリプリで新鮮そのもの。コブクロ、ウマイ、コブクロ、ウマイ。ポポである。これは良い食べ物です。

コブクロが…(ほぼ)見えない…

コブクロが…見えた!!

コブとビールの往復運動をしながら焼き物を物色。メニューの中の”ホルモン焼き”とは何か?と大将に尋ねると「それははらみ焼きですよ」とのこと。たん、はつ、はらみ、しろはもつ焼きのプラチナ4。もつ焼きは1本120円。それでは行ってみましょう。

もつ焼きとホルモン焼き

まずははつとたん。いずれも大ぶりのカットが嬉しい。はつ焼きはサクサク歯切れが良くポジティブな野生味を感じる。たん焼きも同じくサクサクでこちらは噛み込むほどに味わい深い。クセはなくクリーンな肉質である。

はつとたんの様子をご覧ください

続いてしろ焼き。こちらもカットは大ぶり。他のお店とちょっと違うのが脂身を多少残してありシロコロのような濃厚な旨味がある。こちらも臭みはなく甘いタレとマッチしていて白眉の逸品であった。

しろ焼きの様子を…

最後はホルモン焼き(はらみ)。味付けは醤油ベースですりおろした玉ねぎがたっぷり乗っている。弾力がある肉質でこちらも噛むほどに味が出る安定のはらみオブはらみ。そしてやはりでかい。これは180円でした。

はら(ry

今回食べられなかったけど、特製煮込鍋、まぐろぬた、手羽先など魅力的なメニューもあり1度のちょい飲みだけで良さを味わうには深すぎる老舗の名店であった。ちょっと板橋良い酒場多すぎませんかね?またお邪魔します。ご馳走様でした。

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