名店の”ればてき”は健在、中野「やきとん またら」を訪問

中野

Xつながりで教えていただいたお店「やきとん またら」に行ってみた。調べてみると、もつ焼きの名店である調布い志井本店で焼き場を担当された方が独立したお店らしい。期待すること大の如し。それでは行ってみましょう。

場所と雰囲気

場所はJR中野駅から徒歩8分ほどの静かな場所にある。入ってみると想像していたよりも綺麗で広い……。バーか何かの居抜きか?というくらい長いカウンター席があり、その背後には多様な人数の宴会に対応できそうなテーブル席が並んでいる。これは使い勝手が良さそうだ。

メニューを眺めるとビールにも力を入れてますよ旦那と言わんばかりのラインナップ。炭焼きの肉を喰らうということで富士桜高原麦酒のラオホを注文した。嘘である。富士桜高原麦酒のラオホが単純に飲みたかっただけです。

富士桜高原麦酒のラオホ。傑作。

伝統のればてき

ラオホの燻製香をくんかくんかと楽しみながらメニューを物色するとやはりあった、伝統と実績の「ればてき」。調布い志井さんと、今や新宿三丁目で一大グループに成長した沼田さんでよく楽しんだればてき。もちろん注文した。

表面のみを丁寧に焼き上げたればてきにはこれまた綺麗にねぎ塩だれが乗っかっている。一口食べてみると中はレアステーキよろしく半生。ぷつぷつとした食感と独特のレバーの香り、それに身の甘みが一度にやってくる。これこれ、これですわ。

い志井伝統のればてき

もつ焼きの美味しさって肉自体の味わいとは別に見た目の良さもあると思うんですよね。味わいもさることながら、焦げついたところがほとんどない美しいればやきがこの一門の持ち味なのかもな、と思うなどした。

美しい焼きと煮込み

この日もつ煮込みは売り切れとのことで旨辛牛すじ煮込みを注文。焼き物ははらみ、はつ、たん、しろを追加した。

で、追加の焼き物が到着したんだがやはり焼き目が美しい。こういうのは焼き加減をよく観察して火の大きさを調節したり焦げたところをカットしたり、つまりは狙ってやらないとできないと思うんですよ素人ながら分析すると。

左からはらみ、はつ、たん

はらみ、はつ、たんはどれも文句なく美味しい。そして特に良かったのはしろのたれ焼き。見た目の美しさもさることながら、カリッとした表面の食感としっとりとした身の弾力が絶品だった。

美しいしろ焼き

場所のせいもあってか、はたまた訪問時間が遅かったからなのか、この日はお客さんが少なく、短時間だったけれどゆっくり楽しめた。もつ焼きの味わいは間違いないので次はもつ煮込みとサイドメニュー食べに行きたい。ご馳走様でした。

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