博多串焼とこだわりのお酒、「千住かたすみ」を訪問

北千住

北千住は今年開拓したい街でかなり上位に位置するのですが、”博多串焼”なる比較的新しいお店があるとの噂を聞きつけてやってきました。教えてくれたのは私が敬愛している伝説の酒飲み”うめはら”さん。なるほど、食べログなんかの写真だけを見ると栄え、バエ、BHAEEEE!!てな感じで入れ歯が飛び出そうですが、単に博多串焼に関する知識がなかっただけでとても良い酒場でした。

場所と雰囲気

北千住駅の東口から徒歩7−8分のとても閑静な場所にあります。ふむ、こんなところに酒場があるんだなーと。かたすみとは実に言い得て妙である。同じく北千住の八文字さんと同じ通り沿いですね。実はこの日、八文字さんのあとにいきました。白い暖簾がかかった入り口は昼白色のライトで照らされていて明るく入りやすい雰囲気です。

入り口

中に入ると厨房とそれを取り囲むように配されたカウンター席が10名ぶんくらい。右側の壁際には4人掛けのテーブル席が4卓ほど。明るくて清潔感のある内装です。厨房前のカウンター席に案内され瓶ビールを注文します。

博多串焼きというだけあってメニューは焼き鳥や焼き豚、肉で野菜を巻いた串がメイン。ゴマだれと和えたカンパチ、水茄子みたいな季節の一品料理もあってとても楽しいですね。あと店員さんが皆さん笑顔で明るくてとても気持ちが良い。ゴマカンパチとおまかせ串焼き5本、肉巻きをいくつか注文して始めましょう。

ゴマカンパチと串焼き

ゴマ醤油タレがかかったカンパチです。これは確か1人前の小皿にしてもらいました。助かる酒場。胡麻の香りが良くて少し酸味のある醤油タレが爽やかでいいつまみです。博多では定番の食べ方なんですかね。それにしてもカンパチってやつはサクッと歯切れが良くて実に気持ちのいい魚です。

ゴマだれカンパチ

お次はおまかせ串焼き5本。右からもも、牛さがり、せせり、抱き身、レバーだったと思う。身は柔らかくしっかりと火が通っていてどれも美味しい。一番気に入ったのはさがり。筋肉質なのに柔らかくて噛めば噛むほど味が出てくる。肉はやはり牛(失礼)。

おまかせ串焼きです

一人客用の量に調整してくれるし、カウンターに乗っている季節の野菜もとても美味しそうな色艶をしている。料理担当の方とコミュニケーションしながら食べるもの決められるのは楽しいですね。

肉巻き串、焼き鳥、お酒

さて、勝手にメインと思っている肉巻き串の登場です。注文時にこんなビジュアルで来るもんだからだいぶ迷ったんですけど、アスパラと筍を選んでみました。BHAE(2回目)。

被写体みがすごい

看板メニューなだけあって野菜が瑞々しくてとても美味しい。アスパラも筍もシャキシャキサクサクである。思わず追加で焼き鳥を注文してしまいました(流れ)。

アスパラと筍

焼き鳥はハツとふりそでです。私はこのふりそでという部位がハツ元と同じくらい好きでしてね、あると頼んでしまいます。ハツも程よい焼き加減、じゃくじゃくいただきます。

ふりそでとハツ

ワインは自然派が中心。これはちょっと強気な値付けと感じました。美味しいけどね。それよりもここは首尾良く注がれた生ビールを飲むのが個人的には正解です。北千住って街は意外と(失礼)ビールが美味しく飲めるお店が多い。

生ビールとても美味しい

今回は2軒目の訪問だったのでサクッと飲んで帰りましたが、串焼きはどれも美味しいし食べるべきつまみがまだまだあるような気がしています。やや駅からは遠いのですが、同じ通りにいい酒場が点在しているので梯子酒も面白いと思います。また伺います。ごちそうさまでした。

↓飲んだお酒

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