老舗のでか旨焼鳥を堪能、新富町「鳥好」を訪問

新富町

八丁堀と新富町の周辺には昔ながらの焼き鳥屋さんが結構あるみたいでここも気になっていたお店の一つ。これぞ”老舗”といった外観だけど、入ってしまえば素敵な大将と女将さんがお出迎え。立派なサイズの焼き鳥が絶品の酒場だった。

場所と雰囲気

住所は新富一丁目。ちょうど八丁堀駅と新富町駅の間、それぞれの駅から徒歩5、6分くらいの場所にある。いかにも老舗といった外観は冒頭の通り。開店時間を待ち暖簾が上がったのを見計らって入店。

外観

入って左側には厨房と焼き場がありその手前に6−7名席ほどのカウンター。入って右側は小上がりには4卓ほどのテーブル。この後宴会の予約が入っているらしくご利用時間が限られますが、とのこと。1時間ほどあれば十分ですと伝えると快く迎えてくれました。酒場運は良いほうである。

ビールを注文すると「まずお任せで3本くらい召し上がっていただいてそのあと追加していただくのはいかがですか?」と女将さん。迷わずそれでお願いした。

温かみのある白木のカウンターを楽しんでいるとビールとお通しが到着。この糠漬け、ちょうど良い塩気にほんのり旨みが染みてきて本当に美味しい。このお店やはり只者ではない…!

糠漬け

圧巻のたれ焼き

見出し通りでなくて申し訳ないのだがまずは手羽先。これが写真の見た目以上にでかい。そして骨と身の間に串打ちしてあり食べやすいことこの上ない。柔らかな身と肉の味を引き立てる塩気がとても良い。

でかい手羽先

続いてねぎまとレバー。はい、たれ焼きです。濃厚なたれが実に美味しい。ねぎまの味わいに方向性を与えているし、レバーは濃厚同士の掛け合わせで味わいを増幅している。たれ焼きっていいなーと心底思わせる。ちなみにレバーはしっかり火が通っていて安心して食べられた。

たれ焼きは全てを解決する

ここで帰れるはずもなく、追加で3品ほど。まずは合鴨焼き。たれはたれでも濃厚な甘いものではなく醤油ベースのあっさり塩味のあるものに変えているみたい。合鴨の脂の甘みがすごく、濃い甘のたれよりもあっさりしたものの方が良いのかもしれない。間違いなくこの日1番の焼きであった。

合鴨焼き

続いてししとうま。獅子と馬??最初はなんのことかよくわからなかったんだけど、ねぎまのねぎの代わりにししとうが刺さっているという代物でしたなんのことはない。ネギよりもスパイシーでさらに強い青みのある香り。濃厚なたれに負けず良いアクセントに感じられた。これねぎまよりいいかもわかりませんね。

ししとうま

一品しいたけ焼きを挟んで最後はつくね。たれを上塗りして何度も焼かれたとみえるつくねを頬張ると中身は思ったよりもよく練られていて軽い仕上がり。いやーこれ大きいけど全然3個じゃ足りないわ超美味い。なんというか、イシイのミートボールをガツガツ食べてた頃の情熱を唐突に思い出しちゃったよね。

つくね

潔い御品書き

女将さんご自身も大の焼き鳥ファンで界隈の美味しいお店を色々と教えていただいた。メニューにない品もあるようで一通り食べたら聞いてみるのも面白いと思う。この日はささみわさびがあるみたいだった。1時間弱の滞在だったけどとても居心地の良い老舗酒場。また早い時間に伺いたいと思う。ごちそうさまでした。

↓ちょっとがっつりねぎま食べたくなってきましたね。以前ふるさと納税した鳥串。

関連ランキング:焼き鳥 | 新富町駅八丁堀駅宝町駅

コメント

タイトルとURLをコピーしました